| 預入期間 | 5年 |
|---|---|
| 金利 | 年0.03%(税引前) |
auじぶん銀行の円定期預金(3年・5年)|2026年8月の金利と選び方

auじぶん銀行の円定期預金(3年以上の長期)
かつて「じぶん銀行」として知られたネット銀行は、現在は「auじぶん銀行」という商号です(KDDIと三菱UFJ銀行を母体とするauフィナンシャルグループのネット銀行)。スマートフォンのアプリだけで口座開設から預け入れ・満期管理まで完結できるのが特徴で、まとまった資金を3年・5年といった長い期間でじっくり預けたい人にも使いやすいネット銀行です。3年もの・5年ものの金利(2026年8月14日時点)
auじぶん銀行の円定期預金は、預入期間を1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・5年の7種類から選べ、10,000円以上1円単位で預け入れできます(預入限度額の定めはありません)。2026年8月14日時点の通常金利は次のとおりです。| 預入期間 | 金利(税引前) | 税引後の目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月 | 0.380% | 約0.300% |
| 1年・2年 | 0.510% | 約0.400% |
| 3年 | 0.610% | 約0.480% |
| 5年 | 1.300% | 約1.030% |
※税引後の目安は、税引前金利から20.315%の源泉分離課税を差し引いた当編集部の概算です。実際の受取額は預入日数や端数処理で変わります。

ここで注目したいのは、「長く預けるほど少しずつ金利が上がる」という一直線の形にはなっていないことです。1年と2年は同じ0.510%で、3年でようやく0.610%。そこから5年で1.300%へ大きく跳ね上がります。2年で預けても1年と金利は変わらず、3年と5年の差は0.690%もある——この段差を知らずに「なんとなく3年」で預けると、機会を取り逃がすことになりかねません。期間を選ぶときは、必ずその時点の期間別金利を一覧で見比べてください。
なお、auじぶん銀行が2026年8月14日時点で実施している特別金利のキャンペーンは1年もの(年1.300%・2026年8月31日まで)と6ヶ月もの(年1.270%・同)で、3年・5年ものは通常金利ベースです。とはいえ5年ものの通常金利(年1.300%)は、いま話題の1年もの特別金利と同じ水準にあります。金利は金融情勢により予告なく変わるため、最新の適用金利は必ずauじぶん銀行の公式サイトと取引画面でご確認ください。
他行の長期定期と比べてどう見るか
長期の預け先を選ぶなら、他行の同じ期間とそろえて比べるのが確実です。ゆうちょ銀行は2026年8月10日に貯金金利を引き上げ、定期貯金は3年 年0.800%・4年 年0.900%・5年 年1.000%・10年 年1.250%になりました(同行公式サイトにて確認)。| 預入期間 | auじぶん銀行 円定期預金 | ゆうちょ銀行 定期貯金 |
|---|---|---|
| 3年 | 0.610% | 0.800%(年平均利回り0.808%) |
| 5年 | 1.300% | 1.000%(年平均利回り1.023%) |
結果は期間によって逆転しています。3年ならゆうちょ銀行のほうが高く、5年ならauじぶん銀行のほうが高い、というのが2026年8月14日時点の姿です。「ネット銀行だから常に有利」とは限らないことがよくわかります。
もうひとつ、比べるときに見落とされがちなのが利息の計算方法です。auじぶん銀行の円定期預金は単利(1年を365日とした日割り計算・満期日に一括で利息を受け取る)ですが、ゆうちょ銀行の定期貯金は預入期間3年以上が半年複利で、公式サイトでも年平均利回りが併記されています。表面の金利だけでなく、単利か複利かまで見てはじめて正確な比較になります。
5年で固定する前に見ておきたい「個人向け国債」
5年という期間で元本保証の預け先を探すなら、個人向け国債(固定5年)も比較対象に入れておくと判断がしやすくなります。財務省が募集している固定5年「第185回債」は利率 年2.060%(税引前/税引後 年1.6415110%)で、募集期間は2026年8月6日〜8月31日、発行日は2026年9月15日、利子は年2回(3月15日・9月15日)受け取れます。ただし定期預金と同じ感覚では使えません。個人向け国債は発行から1年間は原則として中途換金できず、その後に換金する場合も直近の利子相当額が差し引かれます。取扱いは金融機関ごとに異なり、口座の開設が必要です。「5年間まったく使わないと言い切れる資金かどうか」が、定期預金と国債を分ける現実的な判断軸になります。詳しい条件は財務省の個人向け国債のページでご確認ください。
金利上昇局面での「長期固定」の考え方
定期預金は預け入れ時の金利が満期まで固定されます。金利が上がっていく局面では、長期で固定すると「その後さらに上がった金利を取り逃す」可能性がある一方、いま比較的高い金利を長く確保できるという安心感もあります。実際、市場では日本銀行の追加利上げを見込む見方が強まっていると報じられています(ブルームバーグ 2026年8月13日ほか)が、これは関係者への取材にもとづく報道であって、日本銀行が決定したものではありません。将来の金利は誰にも断定できないため、予想を当てにいく前提で期間を決めるのは避けましょう。現実的なのは、資金を1本にまとめず、満期をずらして預ける方法です。たとえば同じ300万円でも、100万円ずつ1年もの・3年もの・5年ものに分けておけば、毎年どこかで満期が来てそのときの金利で預け替える機会が生まれます。金利が上がれば預け替えで追いつけ、下がっても長期分で高い金利を確保したままにできます。「いつ使う資金か」を軸に期間を決め、読めない部分は分散で受け止める——これが長期の預け先を選ぶときの基本です。
長期でいくら受け取れるのか(税引後の概算)
100万円を預けた場合、満期時に受け取れる利息の概算は次のとおりです(1年を365日・うるう年は考慮しない単利計算、2026年8月14日時点の金利)。| 預入期間・金利 | 税引前の利息 | 税引後の利息(概算) |
|---|---|---|
| 3年もの(年0.610%) | 18,300円 | 約14,583円 |
| 5年もの(年1.300%) | 65,000円 | 約51,796円 |
※当編集部が上記の前提で試算した概算です。利息には20.315%が源泉分離課税されます。実際の金額は預入日数・端数処理により異なります。
安全に預けられる仕組み(ペイオフ)
auじぶん銀行の円定期預金は預金保険制度(ペイオフ)の対象です。同行では円普通預金・円定期預金・景品付き定期預金・円仕組預金の残高を合算して、預金者1人あたり元本1,000万円までと保険事故発生日までの利息が保護されます。長期で大きな金額を預ける場合は、1金融機関あたり1,000万円(+利息)の範囲を意識し、それを超える資金は複数の金融機関に分けると、より安全に運用できます。また、同じ「定期」という名前でも仕組預金(スイッチ円定期預金・プレミアム金利円定期預金など)は通常の定期預金とは別物です。中途解約が原則できず、やむを得ず解約に応じてもらう場合は大きく元本割れする可能性があると公式に明記されています。高い金利表示につられて取り違えないよう、商品名をよく確認してください。定期預金そのものは、投資信託や外貨預金と違い元本割れの心配がなく、長期でじっくり預けたい人に向いた商品です。










