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定期預金キャンペーン比較|ネット銀行の高金利と適用条件

2026年10月1日時点で金利がいちばん高い定期預金は、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金(3ヵ月もの・1年ものとも年1.700%)で、auじぶん銀行のデビュー応援定期預金(3ヶ月もの年1.500%・1年もの年1.400%)が続きます。どちらも新規口座開設者向けの特別金利です。

すでに口座を持っている人も使えるものでは、ドコモSMTBネット銀行の6ヵ月もの年1.250%(11月1日預入分まで)と、あおぞら銀行BANK支店の1年もの年1.400%、オリックス銀行eダイレクト定期預金の1年もの年1.50%が目立ちます(いずれも税引前)。

  • 2026年10月時点で実際に申し込める定期預金の高金利(各行公式で確認)
  • 新規口座開設者限定のものと、既存口座でも使えるものの見分け方
  • 個人向け国債との「使う時期」による住み分け

※「ドコモSMTBネット銀行」は旧・住信SBIネット銀行です。2026年8月3日に商号が「ドコモSMTBネット銀行」へ変更されました(金融機関コード・支店番号・口座番号に変更はなく、これまでと同じように利用できると案内されています)。

いま定期預金の金利はどこまで上がっているのか

日本銀行は2026年9月18日の金融政策決定会合で、政策金利(無担保コールレート・オーバーナイト物)の誘導目標を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げ、9月24日から適用しました(日本銀行「金融市場調節方針に関する公表文 2026年」)。

メガバンクの定期預金は、三菱UFJ銀行のスーパー定期1年もので年0.500%(税引前・2026年10月1日現在)です。普通預金は3メガバンクとも年0.400%ですが、三井住友銀行などは11月2日から年0.500%へ引き上げると発表しています。

それでも、ネット銀行などが実施する期間限定のキャンペーン金利や新規口座開設者向けの特別金利とは、まだ大きな差があります。いずれも適用条件・対象期間・対象者が決まっており、特別金利が適用されるのは当初の預入期間のみで、満期後は通常金利に戻ります。

定期預金の高金利比較(ネット銀行・2026年10月1日現在)

銀行名商品名・金利(税引前・年率)期間主な適用条件
SBI新生銀行 スタートアップ円定期預金 3ヵ月もの・1年もの 年1.700% 口座開設月を含む当初3ヵ月目の月末まで 新規口座開設者向け(インターネットは30万円以上)
auじぶん銀行 デビュー応援定期預金 3ヶ月もの 年1.500%(税引後 年1.19%)
1年もの 年1.400%(税引後 年1.11%)
口座開設日から翌々月末までに預入 2026年9月1日以降に新規口座を開設した方が対象。3ヶ月もの・1年もの合算で1億円まで
ドコモSMTBネット銀行 円定期預金 6ヵ月もの 年1.250%(商号変更記念キャンペーン・税引後 年0.99%)
1年ものは通常金利の年0.500%
6ヵ月もの:2026年8月3日〜11月1日の預入分 対象支店の個人のお客さま(新規・既存を問わない。BaaS提携支店・法人は対象外)。預入額が一定に達すると早期終了の場合あり
あおぞら銀行BANK支店 BANK The 定期 1年もの 年1.400%/2年もの 年1.500%/5年もの 年1.700% 期間の定めなし(通常金利) BANK支店の口座が必要。50万円以上。キャンペーンではなく通常の適用利率(2026年9月1日改定分)
オリックス銀行 eダイレクト定期預金 1年もの 年1.50%/5年もの 年1.60% 期間の定めなし(通常金利・10月1日に引き上げ) ネット専用・100万円以上。キャンペーンではなく通常金利。新規口座開設者は別途優遇金利あり

※金利は年率・税引前。いずれも2026年10月1日時点で各行公式サイトに掲載されている内容です(あおぞら銀行は同日時点の金利一覧に「2026年9月1日現在の適用利率」として掲載)。

SBI新生銀行の「トリプル円定期」キャンペーン(9月10日まで)や、auじぶん銀行・ドコモSMTBネット銀行の夏の特別金利は、いずれも受付を終了しています。キャンペーン金利は数週間単位で入れ替わるため、記事や比較サイトで見た金利がそのまま適用されるとは限りません。オリックス銀行の通常金利と優遇金利の違いはオリックス銀行eダイレクト定期預金の金利と条件で詳しく整理しています。

100万円を1年預けたら、受け取れる利息はどれくらい違うのか

金利の差は、実際に受け取る金額にすると分かりやすくなります。100万円を1年間預けた場合の税引後の受取利息を比べると、次のようになります(利息には20.315%の税金がかかります。国税・地方税をそれぞれ1円未満切り捨てた概算です)。

金利は税引前でそれぞれ年0.500%・1.400%・1.400%・1.50%・1.700%(2026年10月1日現在)。auじぶん銀行とSBI新生銀行は新規口座開設者向けの特別金利です。

メガバンクの1年定期と、新規口座開設者向けの特別金利では、同じ100万円でも受け取れる利息が3倍以上変わります。ただし新規口座開設者限定の金利は「1回きり」で、満期後は通常金利に戻ります。

また6ヵ月ものは年利表示が高くても、受け取れる利息は半年分です。ドコモSMTBネット銀行の6ヵ月もの年1.250%に100万円を預けた場合、公式の計算例では税引後5,022円で、年1.400%の1年ものより少なくなります。満期が来たときにどうするかまで含めて考えておくと、預け替えの手間を減らせます。

新規口座開設者向けの優遇が、いまは最も高い

SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金は、2026年9月1日に引き上げられた3ヵ月もの・1年ものとも年1.700%(税引前)が10月1日現在も続いています。口座開設月を含む当初3ヵ月目の月末まで利用でき、インターネットからは30万円以上で預け入れできます。

同行ではSBIハイパー預金(年0.550%・2026年10月1日現在)を通じてSBI証券との資金移動を自動化でき、満期後の待機資金の置き場所にも使えます。なお、既存口座も対象だったトリプル円定期キャンペーンは9月10日で終了し、10月1日時点でインターネットで申し込める一般向けの円定期キャンペーンは掲載されていません。

auじぶん銀行のデビュー応援定期預金は、2026年9月1日以降に口座を開設した方向けで、3ヶ月もの年1.500%・1年もの年1.400%(いずれも税引前)です。口座開設日から翌々月末までに預け入れる必要があり、3ヶ月もの・1年ものを合算した特典対象の上限は1億円です。

同行は11月30日まで、適用条件を満たした新規口座開設者の円普通預金金利を最長1年・年1.0%(税引前)相当にする「デビュー応援普通預金」も実施しています。口座開設の申し込みから開設完了まで1〜2週間程かかると公式に案内されているため、期限のあるプログラムを狙うなら早めの手続きが必要です。商品性はauじぶん銀行の円定期預金(1年もの)の解説でも整理しています。

ドコモSMTBネット銀行は、商号変更を記念した「円定期預金6ヵ月もの特別金利キャンペーン」を2026年11月1日の預入分まで実施しており、6ヵ月ものに年1.250%(税引後 年0.99%)が適用されます。対象支店の個人であれば新規・既存を問わず利用でき、預入額の上限もありません。

ただし期間中でも預入額が一定額に達した時点で終了する場合があると公式に案内されています。同行の1年ものは通常金利の年0.500%(10月1日現在)です。

ネット銀行の通常金利も含めて横断的に比べたい方は、金利の高いネット銀行の比較もあわせてご覧ください。

個人向け国債も「預け先」の比較対象になる

定期預金と並んで比べられることが多いのが個人向け国債です。9月募集分(変動10年・固定5年・固定3年)の募集は9月30日で終わり、次回は10月8日〜30日に募集される予定です(財務省「現在募集中の個人向け国債・新窓販国債」・令和8年9月9日現在の掲載)。

10月募集分の利率は募集開始前に財務省が公表します。直近の募集では、固定5年の利率が定期預金の5年ものを上回る水準でした。比べるときは、公表された10月募集分の利率と、定期預金の同じ期間の金利を並べて確認するのが確実です。

個人向け国債は元本保証・年0.05%の最低金利保証があり、1万円から購入できます。ただし発行後1年間は原則として中途換金できません。1年経過後はいつでも国の買取により換金できますが、その際は直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます(保有者の死亡や大規模な自然災害による被害の場合は特例があります)。

同じ「国債」でも、新窓販国債は市場で売却するため元本割れの可能性がありますので、混同しないようご注意ください。数ヶ月〜1年以内に使う予定がある資金は定期預金のキャンペーン、当面使う予定がない資金は個人向け国債という住み分けが基本で、金利の高さだけでなく「いつ使うお金か」で預け先を決めるほうが失敗が少なくなります。

金利だけでなくATM・振込手数料もあわせて確認を

定期預金の金利が高くても、普段使いの口座で手数料が多く発生すると、受け取る利息が相殺されてしまいます。100万円を年1.400%で1年預けて受け取れる利息は税引後で約11,156円ですが、他行宛振込手数料が1回330円かかる口座で月2回振り込めば、年間で7,920円の負担です。

「キャンペーン金利の高さ」と「日常の使い勝手(手数料の無料回数)」の両方で預け先を選ぶと、実質的な手取りを増やしやすくなります。適用条件の細かな落とし穴は定期預金キャンペーンの適用条件チェックリストにまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. いま一番金利が高い定期預金はどこですか?

A. 2026年10月1日時点で各行公式サイトを確認した範囲では、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金(3ヵ月もの・1年ものとも年1.700%・税引前)です。新規口座開設者向けで、口座開設月を含む当初3ヵ月目の月末までという期限があります。

Q. すでに口座がある銀行で使える高金利の定期はありますか?

A. ドコモSMTBネット銀行の6ヵ月もの年1.250%(11月1日預入分まで)は既存口座でも使えます。キャンペーンではない通常金利では、オリックス銀行eダイレクト定期預金の1年もの年1.50%、あおぞら銀行BANK支店の1年もの年1.400%が高めです。

Q. キャンペーン金利は満期後もそのまま続きますか?

A. 続きません。特別金利は期間限定・適用条件つきで、満期後は各行の通常金利に戻ります。自動継続を選んでいると満期時点の通常金利で預け替えられるため、満期のたびに条件を見直すと損を防げます。

Q. キャンペーンが期間内に終わってしまうことはありますか?

A. あります。ドコモSMTBネット銀行は、期間中でも円定期預金の預入額が一定額に達した場合はキャンペーンを終了する場合があると公式に明記しています。告知された終了日まで必ず預けられるとは考えないほうが安全です。

Q. 定期預金は元本保証ですか?もし銀行が破綻したら?

A. 円定期預金は元本保証で、預金保険制度(ペイオフ)の対象です。万一預け先が破綻しても、1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円までとその利息が保護されます(預金保険機構)。まとまった資金は預け先を分けると安心です。

まとめ

元本保証・預金保険(1金融機関1,000万円+利息まで)の対象である定期預金は、少しでも有利な条件の商品に預け入れることが基本です。2026年10月1日時点では、メガバンクの1年ものが年0.500%にとどまる一方、新規口座開設者向けのSBI新生銀行・auじぶん銀行の特別金利は年1.4〜1.7%と大きく上回っています。

既存口座でも使えるものや通常金利で高めのものもあり、個人向け国債は10月8日から次回の募集が始まる予定です。いずれも期間限定・適用条件つき、あるいは中途換金の制約つきなので、①いつ使うお金か ②満期後どうするか ③手数料の負担、の3点を確認してから判断してください。キャンペーンは数週間単位で入れ替わるため、適用金利・受付期間・対象者の最新の条件は、必ず各行および財務省の公式サイトでご確認ください。

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