運転免許証を自主返納すると定期預金の金利が優遇される？

高齢者の増加と高齢者による交通事故を防ぐべく「運転免許証の自主返納」が警視庁などを中心に推進されています。自動車の運転免許はもっているが、運転することに不安を感じる人や家族からの要請などで、運転免許証は自主返納する人は増加傾向にあります。運転免許証を本人確認などで提示する機会が多い人は、運転免許証が無くなると不便になると思いがちですが、運転免許証を返納した人には「運転経歴証明書」と呼ばれる身分証明書として利用可能な証明書が交付されます。

この運転経歴証明書は身分証明書として利用できるだけでなく、「高齢者運転免許自主返納サポート協議会」に加盟している施設などで割引などの優遇を受けられるだけでなく、銀行窓口で提示することで銀行の定期預金の金利が上乗せされる特典を提供している銀行が徐々に増加してきています。

運転免許自主返納応援定期預金取扱い金融機関は？

主に地方銀行での取扱いが多く、首都圏や関西圏に在住の人や提供する金融機関がないケースも多く、まだまだ浸透していない運転免許自主返納応援定期預金ですが、ご参考までに運転免許自主返納応援定期預金を取り扱っている金融機関を一部紹介します。信用金庫の取扱いも多く見かけます。肝心の金利も千差万別ですが、特に目立つのは徳島銀行の０．３％（税引前）の上乗せですね。