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定期預金の当座貸越とは?カードローンと比較してどっちがオトク?

※本記事は過去の情報を記録したもので、記載の出来事の当時の名称は「住信SBIネット銀行」です。同行は2026年8月3日に商号が「ドコモSMTBネット銀行」へ変更され、個人向けサービスブランドが「ドコモの銀行」へ刷新される予定のため、本文では現在の呼称「ドコモの銀行」で表記しています。

※本記事の比較表(当座貸越利率・カードローン金利など)は2017年8月21日時点のものです。金利・利率は随時改定されるため、最新の数値は各金融機関の公式サイトでご確認ください。なお、本文中の「新生銀行」は2023年1月に「SBI新生銀行」、「じぶん銀行」は2020年2月に「auじぶん銀行」へ商号変更されています。

目次

当座貸越とは?

当座貸越とは、銀行の円普通預金の残高が不足したときに、その銀行に預け入れている定期預金などの所定の金融商品を担保にして、不足分の金額を自動的に借り入れることができるサービスです。貸越限度額は、預け入れている定期預金の金額の90%か200万円のどちらか少ない金額に設定されているのが一般的です。当座貸越を利用すると円普通預金の残高が一時的にマイナスになり、そのマイナス分を円普通預金に入金することで、自動的に当座貸越の返済も完了します。

大手銀行・ネット銀行の定期預金を担保とした当座貸越の比較

当座貸越利率(年利) 諸条件
SBI新生銀行 年1.880% 利用限度額は、担保定期預金合計額の90%もしくは500万円のいずれか低い金額
ソニー銀行 取扱なし
ドコモの銀行 年1.675% 利用限度額は、担保にできる預金の合計額の90%か200万円のいずれか低い金額
楽天銀行 取扱なし
auじぶん銀行 取扱なし
三菱UFJ銀行 定期預金の利率に年0.500%上乗せ ※定期預金を担保とした当座貸越の場合。利用限度額は、担保にできる預金の合計額の90%か200万円のいずれか低い金額
みずほ銀行
三井住友銀行

※上記は2017年8月21日時点。各社公式サイトより当サイト調べ。利率はその後改定されているため、最新の数値は各行公式サイトでご確認ください。

メガバンク3行は、諸条件も適用する金利もすべて横並びです。ドコモの銀行は利率を独自に設定していますが、利用可能限度額はメガバンクと同様です。SBI新生銀行(当時の新生銀行)は利率が異なるうえ、利用限度額が500万円までと、一般的な銀行の貸越限度額よりもかなり大きな金額を借り入れられるのが特徴でした。

カードローンの比較

当座貸越は、定期預金などを担保として自由にお金を借りたり返したりできる商品ですが、同じような用途に対応する金融商品として代表的なのはカードローンです。カードローンは「無担保」のため単純には比較できませんが、金利や限度額にどのような違いがあるか確認しておきましょう。

金利(実質年利) 借入限度額
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 1.800% ~ 14.600% 500万円
三井住友銀行カードローン 4.000% ~ 14.500% 800万円
みずほ銀行カードローン 2.000% ~ 14.000% 800万円
ドコモの銀行 MR.カードローン 0.990% ~ 14.790 1200万円
新生銀行カードローン レイク 4.500% ~ 18.000 500万円
プロミスのカードローン 4.500% ~ 17.800% 500万円
オリックス銀行カードローン 1.700% ~ 17.800% 800万円
auじぶん銀行カードローン(au限定割) 2.100% ~ 17.400% 800万円

※上記は2017年8月21日時点。各社公式サイトより当サイト調べ。カードローンの金利・限度額・商品名はその後変更されている場合があるため、最新の内容は各社公式サイトでご確認ください。

当座貸越とカードローンはどっちがオトク?

当然ながら、「担保」が必要な当座貸越のほうが利率の面では有利です。限度額の上限はカードローンのほうが高めに設定されていますが、カードローンの利用には審査がありますので、上記に記載の限度額をそのまま設定してもらえる可能性は高くないと考えておきましょう。

当座貸越とカードローンの比較

当座貸越 カードローン
担保 必要 不要
審査 無し(担保の範囲内) 必要
借り入れ・返済 限度額の範囲内で自由に借り入れ・返済が可能
金利 カードローンより有利 当座貸越よりは高い
返済方法 円普通預金に入金 金融機関所定の方法

当座貸越は、定期預金などの金融商品をあらかじめ利用している人のために、一時的かつ簡単に貸し出せるようにしているサービスです。そのため、カードローンを初めて利用するときのような審査や利用可能額を定める工程がないという特徴があります。

定期預金の解約と当座貸越について

銀行に定期預金を預けているということは、急な出費に対応できるだけの資産を持っているということでもあります。当座貸越にせよカードローンにせよ、定期預金に比べると金利は圧倒的に高く、普通に考えれば定期預金を解約したお金で出費に対応したほうが、利息を払う必要もないので得策です。

ただし、

  • 一時的に資金が必要だが、すぐにそのお金が入金されることがわかっている場合
  • 定期預金の預入期間が長く、かつ比較的高い金利である場合

このような場合は、「当座貸越の利用で発生する利息」と「定期預金の中途解約に伴う利率の低下(中途解約利率)」などを考慮すると、当座貸越でしのぐほうがオトクになる可能性もあります。その場合でも、「当座貸越の利用期間はできるだけ短く」「円普通預金のマイナスの金額はできるだけ少なく」するように注意しましょう。

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