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イオン銀行の普通預金金利は年0.400%|11月のメガ銀改定と比較

イオン銀行の円普通預金金利は年0.400%です(2026年10月1日現在・税引前)。いまは三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3メガバンクと同じ水準です。

ただし3メガバンクは2026年11月2日から年0.500%へ上げると発表しています。イオン銀行は10月11日時点で普通預金の改定を公表しておらず、このままなら11月2日以降はメガバンクを0.1%下回ります。イオンカードセレクトによる金利の上乗せも2026年2月末で終わりました。

イオン銀行の普通預金は年0.400%(2026年10月1日現在)

イオン銀行の預金金利ページでは、円普通預金を年0.400%(税引前)と掲載しています。適用日は2026年10月1日現在です。

普通預金は変動金利です。銀行が金利を改定すると、すでに預けている残高にも改定後の金利が付きます。預入時の金利が満期まで続く定期預金とは、この点が異なります。

3メガバンクは11月2日から年0.500%へ

日本銀行は2026年9月18日の金融政策決定会合で、無担保コールレート(翌日物)の誘導目標を1.25%程度へ引き上げました。適用は9月24日からです(出典:日本銀行「当面の金融政策運営について」2026年9月18日)。

同じ日、3メガバンクはそろって普通預金金利の引き上げを発表しました。年0.400%から年0.500%へ、適用は11月2日(月)からです。

ネット銀行にも動きがあります。SBI新生銀行は10月13日から円普通預金を年0.500%へ、SBI証券と連携するSBIハイパー預金を年0.600%へ上げます。あおぞら銀行BANK支店は、10月1日から100万円以下の部分を年1.2%としました。

銀行・商品2026年10月11日時点発表済みの改定100万円を1年(税引後の目安・現行金利)
イオン銀行 普通預金年0.400%公表なし(10月11日時点)約3,187円
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行 普通預金年0.400%11月2日から年0.500%約3,187円(改定後は約3,984円)
SBI新生銀行 パワーフレックス円普通預金年0.400%(ダイヤモンドステージは年0.450%)10月13日から年0.500%(同 年0.550%)約3,187円
SBI新生銀行 SBIハイパー預金年0.550%10月13日から年0.600%約4,382円
あおぞら銀行BANK支店 円普通預金年1.2%(100万円以下)/年0.75%(100万円超)10月1日に改定済み約9,562円

※金利はいずれも税引前で、各行の金利ページとニュースリリースの掲載内容です(2026年10月11日確認)。利息は1年間同じ金利が続いた場合の単純計算で、税率20.315%を差し引いた概算です。

政策金利と預金金利の関係は、日本銀行の役割と、利上げで預金金利がどう動くかで整理しています。

年0.400%と年0.500%で、100万円の利息はいくら違うか

年0.400%で100万円を1年預けると、税引前の利息は4,000円です。20.315%の税金を引くと、受け取りは約3,187円になります。

年0.500%なら税引前5,000円、税引後は約3,984円です。差は1年で約797円(100万円あたり・税引後)にとどまります。

普通預金どうしの0.1%の差は、金額にすると大きくありません。一方、あおぞら銀行BANK支店の年1.2%を当てはめると約9,562円で、約3倍の開きになります。ただし年1.2%は100万円以下の部分だけで、超えた部分は年0.75%です。

イオンカードセレクトの普通預金金利優遇は2026年2月末で終了

イオン銀行では以前、イオンカードセレクトの保有者に普通預金金利の上乗せがありました。その後は取引状況でステージが決まる「イオン銀行Myステージ」の特典として続いていました。

イオン銀行は2026年2月25日、Myステージの普通預金金利特典を2月28日で終了すると告知しました。円普通預金金利そのものを3月1日に引き上げることに伴う措置です。

3月1日以降、普通預金の金利はステージにかかわらず一律です。イオンカードセレクトを持っていても、普通預金の金利は上乗せされません。

イオンカードセレクトを持ち続ける理由

金利の優遇はなくなりましたが、イオンカードセレクト(キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの一体型)には次の点が残っています。

  • 入会金・年会費は無料で、持っているだけの費用はかからない
  • Myステージのスコア対象で、ステージに応じた他行ATM入出金手数料・他行宛振込手数料の無料回数がある
  • イオングループでの買い物の特典(ポイント・優待)がある

金利は預ける金額に比例し、手数料は使う回数に比例します。預ける額が大きい人は金利を、ATMや振込の回数が多い人は手数料の特典を重く見て判断できます。

イオン銀行で金利を取るなら定期預金

イオン銀行の定期預金は、2026年10月1日現在で次の金利です(税引前・スーパー定期は300万円未満)。普通預金の年0.400%との差も並べました。

商品・期間金利(税引前)普通預金(年0.400%)との差
スーパー定期 1カ月・3カ月年0.510%+0.110%
スーパー定期 6カ月年0.810%+0.410%
スーパー定期 1年年0.510%+0.110%
スーパー定期 2年年0.660%+0.260%
スーパー定期 3年年0.810%+0.410%
スーパー定期 5年年1.610%+1.210%
積立式定期預金年0.600%+0.200%

※2026年10月1日現在。4年ものは年0.910%です。300万円以上のスーパー定期300、店舗限定の大口定期では一部の期間の金利が異なります。

6カ月もの(年0.810%)が1年もの(年0.510%)より高く、5年もの(年1.610%)が突出しています。期間が長いほど高いという並びではありません。

比較の目安として、三菱UFJ銀行のスーパー定期1年は年0.500%(2026年10月9日現在)です。1年ものに限ると、イオン銀行との差は0.01%です。

定期預金は中途解約すると中途解約利率が適用され、受け取る利息が大きく減ります。期間は、その資金を動かさずに置ける年数から決めます。満期や解約の扱いは定期預金の選び方と満期・解約の確認点にまとめています。

期間限定の定期預金キャンペーンは、適用金利・預入上限・受付期限・対象者が頻繁に変わります。年利表示の1カ月ものは、実際に付く利息が1カ月分だけです(年1.2%・100万円なら税引前で約1,000円)。

預入額別に見る、普通預金と定期預金の利息の差

イオン銀行に預けた場合の1年分の利息を、預入額別に計算しました。金利は2026年10月1日現在の値です(税引後・単利の目安)。

預入額普通預金(年0.400%)スーパー定期1年(年0.510%)スーパー定期5年(年1.610%)の1年分
100万円約3,187円約4,063円約12,829円
300万円約9,562円約12,191円約38,487円
500万円約15,937円約20,319円約64,146円

※税引前の利息から20.315%を差し引いた概算です。普通預金は1年間同じ金利が続いた場合の計算で、実際の受取額は日数や端数処理で変わります。

普通預金と1年定期の差は、100万円で年900円ほどです。5年定期は1年分で約4倍の利息になりますが、5年間引き出さない前提の金利です。

生活費の数カ月分は普通預金、1〜2年以内に使う予定の資金は短期の定期、使う予定のない資金は長期の定期と、使う時期で分けると期間を選びやすくなります。

普通預金の預け先を見直すときの確認点

11月にかけて各行の普通預金金利が動きます。預け替えを考えるときは、金利の数字と一緒に次の条件を見ておく必要があります。

  • 高い金利が付く金額の上限(あおぞら銀行BANK支店は100万円以下の部分が年1.2%)
  • その金利が通常金利か、期間限定のキャンペーン金利か
  • 改定の適用日(10月13日・11月2日など銀行で異なる)
  • ATM・振込手数料の無料回数(金利差より手数料が大きくなる場合がある)
  • 1金融機関あたり元本1,000万円までという預金保険の範囲

今回は、9月18日の日銀の決定から、10月13日〜11月2日にかけて各行の改定が順に適用されます。銀行ごとに改定日が違うため、比較するときは同じ日付の金利で並べます。

普通預金と定期預金の間にある貯蓄預金

普通預金と定期預金の間に、貯蓄預金という商品があります。出し入れは自由ですが、給与・年金の受け取りや公共料金の引き落としには使えません。

みずほ銀行は2026年9月14日から12月13日まで、貯蓄預金の金利を通常の2倍にするキャンペーンを行っています(エントリー不要)。同行は11月2日に、普通預金とあわせて貯蓄預金の金利も改定すると発表しています。

貯蓄預金の扱いは銀行で大きく異なります。三菱UFJ銀行は2022年11月11日で貯蓄預金(スーパー貯蓄)の新規受付を停止しました。決済に使う普通預金、目的別に分ける貯蓄預金、動かさない資金の定期預金と、役割で分けて考えると整理しやすくなります。

よくある質問

Q. イオン銀行の普通預金金利はいくらですか?

A. 年0.400%(2026年10月1日現在・税引前)です。Myステージによる上乗せは2026年2月28日で終わり、取引状況にかかわらず一律です。

Q. イオン銀行も11月に普通預金金利を上げますか?

A. 2026年10月11日時点で、イオン銀行は普通預金金利の改定を公表していません。3メガバンクとSBI新生銀行は引き上げを発表済みです(3メガは11月2日、SBI新生銀行は10月13日から)。

Q. イオン銀行の1年定期とメガバンクの1年定期はどちらが高いですか?

A. イオン銀行のスーパー定期1年は年0.510%(10月1日現在)、三菱UFJ銀行は年0.500%(10月9日現在)で、差は0.01%です。イオン銀行では6カ月ものと5年ものの金利が高めに設定されています。

Q. イオン銀行の定期預金は途中で解約できますか?

A. 解約はできますが、満期前の解約には中途解約利率が適用され、約定の金利より低くなります。中間利払いを受けている場合は差額が精算されます。

Q. イオン銀行の預金は預金保険の対象ですか?

A. 円の普通預金・定期預金は対象で、1金融機関あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。外貨預金は対象外です。

まとめ

イオン銀行の普通預金は年0.400%(2026年10月1日現在)で、3メガバンクは11月2日に年0.500%へ上がります。イオン銀行で金利を取るなら、6カ月もの・5年ものの定期預金が候補です。

普通預金で金利を求めるなら、あおぞら銀行BANK支店のように上限つきで高い金利を付ける銀行もあります。預け先を分けるときは、預金保険制度(ペイオフ)の1,000万円の範囲も目安になります(出典:預金保険機構「預金保険制度の概要」)。SBI新生銀行の定期預金と個人向け国債の比較はSBI新生銀行の円預金金利のまとめで扱っています。

金利・キャンペーン条件は記載時点のものです。預け入れ前に各行の最新の金利表でご確認ください。

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