※本記事は2026年6月時点の情報に更新しています。かつてイオン銀行では「イオンカードセレクト」の保有などに応じて普通預金金利が優遇される特典がありましたが、この普通預金の金利優遇特典は2026年2月28日で終了しました。本記事では、終了の経緯と現在のイオン銀行の金利、いまイオンカードセレクトを持つ意味を整理します。
目次
まず大手銀行の円普通預金の金利を確認
2016年に日銀がマイナス金利政策へ踏み切って以降、大手銀行の普通預金金利は年0.001%という超低金利が長く続きました。本記事を最初に公開した2017年5月時点でも、メガバンクの普通預金金利は横並びで年0.001%でした。 しかしその後、2024年3月にマイナス金利政策が解除され、日銀の段階的な利上げを受けて預金金利は大きく様変わりしています。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3メガバンクは、2026年2月2日から円普通預金金利を年0.30%(税引前)に引き上げました。| 銀行名 | 2017年5月時点 | 2026年6月時点 |
|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 年0.001% | 年0.30% |
| 三井住友銀行 | 年0.001% | 年0.30% |
| みずほ銀行 | 年0.001% | 年0.30% |
年0.30%なら、100万円を1年預けたら利息はいくら?
かつての年0.001%では、100万円を1年間預けても税引後の利息は約8円しかありませんでした。現在の年0.30%では、100万円×0.30%×79.685%(国税・地方税を考慮)=約2,390円(税引後)。同じ普通預金でも、受け取れる利息は当時の約300倍になった計算です。低金利時代の感覚のまま「普通預金の利息はないも同然」と思い込まず、いまの金利水準を前提に預け先を見直す価値があります。イオンカードセレクトの「普通預金金利優遇」は2026年2月末で終了
本記事の公開当時(2017年)、イオン銀行では「イオンカードセレクト」の保有者限定で普通預金金利が年0.12%に優遇される特典があり、大手銀行の120倍の金利として注目を集めました。その後、優遇の仕組みは取引状況に応じてステージが決まる「イオン銀行Myステージ」へと変わり、ステージに応じて普通預金金利が上乗せされる形になっていました。 しかし、イオン銀行は2026年2月28日をもって「イオン銀行Myステージ」の普通預金適用金利特典を終了すると公式に発表し、2026年3月1日以降、普通預金金利はステージにかかわらず一律となりました。2026年6月時点のイオン銀行の普通預金金利は年0.30%(税引前)で、メガバンクと同水準です。イオンカードセレクトを持っていても、普通預金の金利が上乗せされることはなくなった点にご注意ください(最新の金利はイオン銀行公式サイトでご確認ください)。それでもイオンカードセレクトを持つメリットはあるのか
普通預金の金利優遇はなくなりましたが、イオンカードセレクト(キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONが1枚になったカード)には、次のようなメリットが残っています。- 入会金・年会費が無料で、保有コストがかからない
- イオン銀行Myステージのスコア対象(保有で10点)。ステージに応じた他行ATM入出金手数料・他行宛振込手数料の無料回数の特典は引き続き利用できる
- イオングループでの買い物特典(優待・ポイント)がある
イオン銀行で金利を狙うなら「新規口座開設特典」の定期預金
イオン銀行でいま金利面のメリットが大きいのは、普通預金ではなく新規口座開設者向けの特典定期預金です。2026年6月1日現在、新たにイオン銀行口座を開設した人は、条件達成で1カ月もの定期預金を年3.0%(税引後 年2.39%)の特別金利で預け入れできます。| 比較の観点 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 適用金利 | 年3.0%(税引後 年2.39%) | 2026年6月1日現在・1カ月もの |
| 預入金額 | 1万円以上500万円まで | 1人1口1回限り |
| 預入期限 | 口座開設日の翌々月末まで | インターネットバンキング登録後に預入 |