株価が大暴落!世界同時株安が今後の定期預金金利に与える影響は?
株価大暴落!世界同時株安へ
アメリカを発端とした世界同時株安がとまりません。
2月5日のアメリカのダウ工業平均株価が過去最高下げ幅を記録。その流れを受けて、本日2月6日の日経平均株価も一時1,600円を超える下げ幅を記録。最終的には1,071円安の21,610円で2月6日の取引を終えました。日本だけでなく、中国・香港などのアジア地域も軒並み大幅な株安に見舞われ、世界同時株安の様相です。
さらにダウ工業平均の先物取引ではもう一段低下していますので、明日のダウはさらに値下がりする可能性が高いでしょう。
今回のアメリカの株安の発端は「米長期金利の急上昇」と言われています。金利が上昇することで企業の資金調達などに悪影響を与えることなどに投資家が嫌気を指したとされていますが、それだけの理由でここまでの下げ幅になるのは不自然です。実態としては、ダウ工業平均株価は2018年に入ってから急激に上がりすぎていて、もはやバブル(に近い)状態になっていました。
どこかで調整が入ることが確実な状況にあったわけで、それが今回の大幅値下げだったと考えるのが自然ですね。もちろん、結果論でしかありませんが、世界の株価は確かに上昇しすぎている側面がありましたので、いつか通る道ではあったと思います。もちろん、これほど急激に下がると予想している人はいなかったと思います。
最近の株式売買はシステムトレードの割合が多くなっています。ロボットアドバイザーなども浸透しつつあります。システムトレードは下がり始めると一気に下がる傾向がありますので、今回の急落の幅がここまでになったのはシステムトレードの影響もあると思います。
定期預金金利に与える影響は?
定期預金の金利に与える影響は、ほとんどなさそうです。むしろ、株価の下落とともに金利が低下しているので定期預金の金利上昇はまだまだ遠いと言わざるをえません。一方でアメリカの金利は上昇していますので、「米ドル定期預金」を預け入れるタイミングとしては非常に良いタイミングかもしれませんね。
米ドル定期預金は新生銀行・住信SBIネット銀行・じぶん銀行・ソニー銀行などであれば、低コスト&高金利で取引できますのでおすすめの金融機関です。