定期預金金利比較【2026年7月版】高金利ランキングと選び方

日本銀行が2026年6月に政策金利を年1.0%へ引き上げ、約31年ぶりの高水準となったことで、定期預金を取り巻く環境が大きく変わっています。2026年7月時点では、1年もの定期預金で年1%を超える金利を提示する銀行が複数あり、預け先を選ぶだけで受け取る利息に差が出る局面です。この記事では、主要ネット銀行・大手行の金利を時点付きで比較し、税引後の利息の目安や選び方のポイントまで整理します。金利は各行公式サイトで確認した2026年7月時点の値ですが、随時改定されるため、預け入れ前に最新の金利をご確認ください。
目次
金利の高い銀行口座を複数準備して預金を最大限に活用
定期預金で利息を最大化するには、複数の銀行を目的に応じて使い分けるのが基本の考え方です。たとえば、新規口座開設者向けにとくに高い金利を用意しているSBI新生銀行のスタートアップ円定期預金(1年もの 年1.550%・新規口座開設者向け、2026年7月10日金利改定)や、ボーナス時期のキャンペーンが豊富なauじぶん銀行などを組み合わせることで、まとまった資金を効率よく預けられます。
金融機関ごとに対象期間・対象商品・最低預入金額・適用条件が異なるため、複数の金融機関を金利だけでなく条件までそろえて比べ、自分の運用スタイルに合った銀行を選ぶことが大切です。
お金を移動させるための手数料がかからない銀行選びも
定期預金の利息を活かすには、高金利に加えてATM手数料や他行あて振込手数料が無料・優遇されている銀行を選ぶことも重要です。手数料が高い銀行では、せっかくの利息の一部が資金移動のコストで相殺されてしまいます。
SBI新生銀行は、取引状況に応じて提携ATMの出金手数料が優遇される(残高・利用条件による)など、使い勝手の面でも選択肢になります。各行の手数料体系は随時変更されますので、最新の条件は各行公式サイトでご確認ください。
ボーナス期の定期預金キャンペーンを見逃さない
6〜7月の夏のボーナス時期や12〜1月の冬のボーナス時期は、多くの銀行が期間限定の特別金利キャンペーンを実施します。通常金利に上乗せされるケースが多く、ボーナス資金の預け先として注目度が高まる時期です。ただしキャンペーン金利は適用期間・対象商品・最低預入金額といった条件が細かく決まっているため、預け入れ前に必ず確認しましょう。
2026年7月時点では、楽天銀行が「夏のボーナスキャンペーン第2弾」として1年もの 年1.200%(税引後 年0.956%)を2026年7月31日まで提供しているほか、auじぶん銀行は6ヶ月もの円定期を特別金利 年1.270%(税引後 年1.01%)で2026年8月31日まで提供しています。いずれも期間限定で、キャンペーン終了後は通常金利に戻ります。
2026年7月の定期預金金利比較
2026年7月時点の主要ネット銀行・大手行の1年もの定期預金金利(税引前)を比較します。金利・条件はいずれも各行公式サイトで確認した2026年7月時点の値です。
| 銀行名 | 1年もの金利(税引前) | 条件・備考 |
|---|---|---|
| SBI新生銀行 | 年1.550% | スタートアップ円定期(新規口座開設者向け・2026年7月10日金利改定) |
| オリックス銀行 | 年1.250% | eダイレクト定期預金(スーパー定期300/300万円以上・新規開設者は優遇プログラムあり) |
| あおぞら銀行 | 年1.200% | BANK The 定期(BANK口座・5年ものは年1.500%) |
| 楽天銀行 | 年1.200% | 夏のボーナスキャンペーン第2弾(2026年7月31日まで・期間限定・税引後0.956%) |
| 東京スター銀行 | 年1.100% | スターワン円定期預金プラス(店頭・テレホンバンク〈300万円以上〉/インターネット〈50万円以上〉) |
| イオン銀行 | 年0.450% | 通常のスーパー定期(夏の定期預金キャンペーンで優遇金利あり・2026年8月31日まで) |
※金利は2026年7月時点・税引前の年利率です。条件・金利は随時変動し、キャンペーンには期間・最低預入金額などの条件があります。最新情報は各行公式サイトでご確認ください。

税引後の利息はどれくらい?預入額別の目安
定期預金の利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税を含む〉・地方税5%)が源泉徴収されます。実際に手元に残るのは税引後の金額です。1年もの・単利での税引後利息の概算は次のとおりです(1年を365日とした単純計算。実際の受取額は計算日数などで多少前後します)。
| 預入額(1年もの) | 年1.200%の場合 | 年1.550%の場合 |
|---|---|---|
| 100万円 | 税引後 約9,562円 | 税引後 約12,351円 |
| 300万円 | 税引後 約28,686円 | 税引後 約37,053円 |
| 500万円 | 税引後 約47,811円 | 税引後 約61,756円 |
わずかな金利差でも、預入額が大きいほど受取利息の差は広がります。「税引前の金利」だけでなく「税引後にいくら残るか」で比べると、預け先を選びやすくなります。
新規口座開設なら高金利キャンペーンをフル活用しよう
2026年7月時点で1年ものの金利をリードしているのがSBI新生銀行のスタートアップ円定期預金です。新規口座開設者を対象に1年もの 年1.550%(2026年7月10日改定)という水準は、ネット銀行のなかでも高い部類に入ります。ただしスタートアップ円定期預金は口座開設月を含む当初3ヶ月目の月末までの申込みが対象など、利用できる期間・条件が決まっているため、公式サイトで対象条件を確認してから申し込みましょう。
SBI新生銀行はSBIグループの一員で、SBI証券口座と連携できる「SBIハイパー預金」なども用意しています。高金利と使い勝手を組み合わせて運用したい方にとって、有力な選択肢のひとつです。金利・条件は改定されることがあるため、最新情報はSBI新生銀行の円預金金利一覧でご確認ください。
金利が上がる局面でも「安全性」を最優先に
金利が上がると、より高い利回りをうたう商品にも目が向きがちです。しかし「仕組み預金」や外貨預金は、途中解約時や為替の状況によって元本割れが起こりうる商品であり、元本が保証される通常の定期預金とは性質が異なります。金融庁も、金利上昇局面で仕組み預金の中途解約による元本割れトラブルが増える恐れがあるとして、説明態勢の強化に向けた検討を進めています(2026年時点)。
まとまった資金の預け先を選ぶときは、金利の高さだけでなく元本が保証されるか、預金保険制度(ペイオフ)の対象かを必ず確認しましょう。定期預金は預金保険の対象で、1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円までとその利息などが保護されます。まとまった資金は、複数の金融機関に分けて預けることでペイオフの範囲内に収めやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 定期預金は元本割れしますか?
A. 通常の円定期預金は元本が保証される金融商品です。普通預金と同様に預金保険制度の対象で、1金融機関あたり元本1,000万円とその利息までが保護されます(2026年7月時点)。ただし、名前が似ていても「仕組み預金」や外貨預金は元本割れの可能性があるため、別物として区別してください。
Q. 金利の高い定期預金を選ぶときの注意点は?
A. 主に次の点を確認しましょう。①適用条件(新規口座開設者限定か・全顧客対象か)②募集期間・終了日③最低預入金額④中途解約の可否と中途解約時の利率。キャンペーン金利は期間限定のものが多いため、条件を十分に確認してから申し込むことが重要です。
Q. 普通預金の金利も上がっているのですか?
A. 日銀の利上げを受け、預金金利は上昇傾向にあります。三菱UFJ・みずほ・三井住友の3メガバンクは2026年8月3日から普通預金金利を年0.3%から年0.4%へ引き上げる予定で、りそな銀行や三井住友信託銀行、一部の地域金融機関も引き上げを予定しています。ネット銀行や高金利型の普通預金には、さらに高い優遇金利を用意しているところもあります(いずれも2026年7月時点の公表内容。適用日・条件は各行公式でご確認ください)。
Q. 2026年の利上げ後もさらに定期預金金利は上がりますか?
A. 日本銀行は2026年6月に政策金利を年1.0%へ引き上げました(約31年ぶりの高水準)。今後の金利動向は日銀の政策や経済情勢次第であり、上がるとも下がるとも断定はできません。最新の金融政策は日本銀行公式サイトでご確認ください。














